カタクリ

【関係】
　シラヒメ：悪友だと信じている。ヒガンに見張られながらも仲良し
　ヒガン：こえー女。次、シラヒメになんかしたら臓器を売らされる
　リュウゼツ：片思いをしている。「シラヒメより俺にしなよ」といつも言うが男だと知らない
　ルリトウ：酒飲み仲間。唯一本音を言える、信頼できる相手
　ヤグルマ：こえーガキ。いっつもきついこと言われるから苦手

【性格】
　よくいる街の小悪党。だが、いざという時には腹をくくって事態を解決するほど肝は据わっている。
　陽気で軟派で、リュウゼツ以外の可愛い女の子にも声をかける。気は利くので、わりともてる。
　だけれど肝心なところでいまいち決まらない呪いがかかっているようで、恋人以上に進むことはない。一夜の恋はわりと経験している。
　「彼岸の蓮」の貧乏くじかつネタ要員。
　そして、ムードメーカー。パーティが立ち止まった時に事態を打開するガソリンでもある。
　「彼岸の蓮」で最初に話しかけると話がスムーズに進む。ある意味では常識人。
　アライメントは混沌・中庸。

【過去】
　裕福な家の子供だったが、誘拐されてから金を払われずにいて捨てられた。そのことに同情した盗賊団に拾われて、生き延びるが盗賊団は十三歳くらいの頃に解散した。
　その後はふらふらと適当に生き延びていたが、街でシラヒメの財布を盗んだら、ヒガンにばれてとっちめられた。結果、ヒガンたちにスカウトとして雇われる、仲間になることになった。

【現在】
　「彼岸の蓮」でわりとよい生活をさせてもらっている。それでも宿へのツケは礼儀として欠かさない。
　冒険においては危険と紙一重な目にも遭うが、愉快に乗り切っている。
　リュウゼツに熱烈なアタックをしているが、なかなか振り向いてもらえない。ルリトウには応援してもらっている。

【未来】
　英雄になったシラヒメの仲間として変に名前が売れて大変なことになる。
　おかげで、実の姉によって名家の血を引いているということが分かるが、家に戻ることは辞退してただの「カタクリ」のまま気楽に暮らす。
　リュウゼツとは良いお友達のままだった。