リュウゼツ・ラセン

【関係】
　シラヒメ：憎んでいる。だけれども、惹かれてもいる。分け隔てない優しさが痛い
　ヒガン：油断のならない相手。互いに警戒している
　カタクリ：勘違いされながら一方的に想いを寄せられて困っている。悪い人ではないのでなおさら
　ルリトウ：何があっても事情を黙ってくれる。人生の楽しみ方を教えてくれた
　ヤグルマ：目的は同じだから、様子をうかがっている。たまに話もする

【性格】
　内気。だが、過激。しかし目的のためには手段を熟慮して選択する冷静さも持ち合わせている。
　本当は平和に生きたい。
　他人に好かれたいのだが、好意の感情を表に出されると怯えてしまう。カタクリがその見本である。
　常に矛盾した思いを抱えている。
　自分で物事を決断することは少なく周囲に流されやすい。
　アライメントは中立・悪。

【過去】
　エンザ家に憎しみを抱いている。
　その理由はエンザ家の当主の弟がリュウゼツの母に手を出して、リュウゼツを身籠らせたためである。リュウゼツの母は人気の歌姫だった。
　リュウゼツは認知はされたが、妾の子として蔑視と共に育つ。十歳の頃に母が病死したのをきっかけに、街から逃走し、行方をくらませる。

【現在】
　政治と聖職の両方で不動の地位を築いたエンザ家を破綻させたい。そのために冒険者になった、エンザ家の後継者であるシラヒメに従者として近づいた。不憫なソロ冒険者を装って。
　無事に「彼岸の蓮」の仲間になるが、平穏を壊してまでシラヒメを傷をつけるか悩んでいる。

【未来】
　シラヒメたちへの復讐は諦めて、何もなくなった。
　ただ、仲間達の絆と冒険で得た経験は残っている。
　自身はろくな終わり方はしないだろうと思っているが、それでも最期まで生き抜くことを決めた。
　冒険者の相談役として、生きていく。