【偽籃の真】シナリオ感想 4

目次

レベル4

「緑曜の守護兵」(オサールでござ~る様作)
対象レベル:4~6
種類:短編戦闘シナリオ

 草原にて、鎧兵との戦い。
 底知れない相手に対する緊張と静寂の中、先に剣を抜いたのは誰なのか? といった雰囲気で進みます。
 入手した情報によると、魔法が通じない相手らしいです。さて、戦うのにレベルは十分か? などと思いつつも挑みます。
 結果。あっさりと勝てました。主に活躍したのはリキョウ君です。敵を速攻で制圧することは大切ですね!
 鎧兵が倒れ、二度と動かないのを確認してから千spを入手しました。
 稼ぎがとっても良いです。
 レベルのわりにスキルが揃っていないので、今後どうにかこうにかしたいです。

サキノユメ
流石、リキョウ君は速いですね!
リキョウ
そこは強いとかじゃないんだ
コウラン
強くはないだろ。速いけど
ナシギ
速いけどね
リキョウ
なんか腹立つ


307号室(焼きフォウの人様作)
対象レベル:なし
種類:二人用シナリオ

 若者から大人の男女二人向けということで、年長組のエルスタさんとナシギさんで行きました。二人組ですと、わりと駆り出されるエルスタさんです。強いですからねー。
 とある宿にて幽霊退治を依頼されます。報酬は六百spでしたが、交渉をするとわりとあっさり、二百spも賃上げしてくれました。ありがたいことです。
 さて、宿の一室に宿泊します。会話をしながら幽霊が登場するのを、エルスタさんは淡々と、ナシギさんも気負いなく待っています。エルスタさんは依頼の話の過程に怪しいものを感じ取りますが、深くは探りません。冒険者のドライさが出ていてよいですね。
 そうして夜になりました。
 エルスタさんの上に襲い掛かるなにか! ナシギさんの聖水が光ります!
 現れたのは女性の亡霊でした。エルスタさんとナシギさんは黙って、彼女が去っていくのを見守ります。
 結局、真実は何だったのか。わからないままですが、「そこは僕達が気にしても仕方ない」とやっぱりドライなナシギさんでした。
「介入はできないし、するべきでもない」
 この一言がナシギさんらしくて良いです。彼は実利を大切にしていますので。

エルスタ
心残りくらいは無くしてあげたいものよ。神に仕える者としてはね
ナシギ
とはいっても、僕たちに何ができるわけ?
エルスタ
そこを突かれると痛いわね。ただ、だからといって何もしないのも嫌なのよ
ナシギ
僕より貪欲なんだから


葬儀から20日目(焼きフォウの人様作)
対象レベル:3~5
種類:20コンテントシナリオ

 故人の夫人の依頼を請けて、退治するのはキマイラらしい!
 変な韻を踏みましたね。さくさく行きましょう。二十コンテントシナリオですし。
 さらりと説明文が出て、サキノユメさんが報酬の賃上げに成功していたことがわかりました。抜かりがありません。こうではないと、偽籃の真の参謀は務まらないのでしょう。
 七百spに二百spを足して、九百sp。よいお値段です。
 さて、おそらく屋敷の庭にて、故人のペットのキマイラさんを倒しに行きます。
 エルスタさんばっかり、攻撃相手として狙われました。故人に似ていたのでしょうか。それとも何かの怨みでも?
 ばったりと倒して、夫人をおそらく慰めました。
 キマイラの正体など、ただ雇われただけの冒険者には知る由もないのです。

ノークィン
すごいものを飼っていた人なんだね
ナシギ
子竜と仲良くなった人が何を言う
リキョウ
共通していたのは、遺産整理はしっかりしないといけないということだね
コウラン
まだ子どもの魔王が何を言う


漆黒の恋(Cosmo1様作)
対象レベル:3~5
種類:中編戦闘シナリオ

 すごく、九十年代のビジュアルノベルの味わいを堪能できました。
 懐かしい、この雰囲気……。「水夏」などを思い出します。あちらも中々ダークでしたね。
 さて。こちらはどちらでこの依頼の貼り紙を拾ったのかが、さっぱりわかりません。いつの間にか、真善の誓約亭にありました。
 内容に関して、端的に述べますと、好きです。ところどころに妖魔と合体などグロテスクな要素はありますが、演出は大変私の趣味にかち合いました。
 出てくるキャラクターも全員が良い味を出しています。ヘイゼルさんが冒険者の宿に来るなど、とっても胸が熱くなる展開でした。これからよろしくお願いいたします。
 ラスボスに対する、冒険者の啖呵も熱量がこもっていて良かったです。
 あとは……そろそろ、バフを覚えないといけませんね。そのための技能を買ってきましょう。
 全体回復も大切です。

サキノユメ
この物語はハッピーエンドでは、ありませんよね
ノークィン
当たり前だよ。これから、まだ続いていくんだから
リキョウ
ヘイゼルさんの人生も、スライリさんの本懐も。そして、僕たちの日常もね

→レベル5




    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

    第三のサイトの管理人。
    こちらでは、TRPGとフリーゲームを扱っています。

    目次