レベル8
「コーヒーブレイク」(佐久らぎ様作)
対象レベル:なし
種類:一人用シナリオ
一人でコーヒーを飲むだけという、シンプルアンドハードボイルドなシナリオです。
キャンセルでランダム選択をしましたら、案の定ナシギさんが選ばれました。彼でこのシナリオを遊んでみたかったので、満足です。
セリフもなく、淡々とコーヒーを飲みながら窓の外を見る。
BGMすらない静寂が心地よいです。
この後、ナシギさんはまた偽籃の真の面々に苦労させられるのでしょう。
がんばって! ナシギさん!



















L’avenir ou la Mort(シレイユ様作)
対象レベル:4~6
種類:魔法使い一人用シナリオ
賢者の塔からの依頼で、卒業試験を受けるノディという生徒のサポートをするという依頼でした。
山を登り、洞窟を抜けて花を摘んで帰ってくるだけの試験の補助は冒険者からしてみれば簡単な部類に入る依頼です。ただ、これから巣立つ生徒達にとっては二人きりの実戦に緊張して上手く動けないことも多々あるでしょう。その際に上手く補助できるかどうかが重要です。
今回はサキノユメさんかノークィンさんにするかを考えて、ノークィンさんにしました。彼は正式には精霊術士であって、魔法使いではないのですが、まあまあまあということで。
同行する生徒はノディさんという青い髪の少女です。初めて見る顔グラフィックの子でした。
彼女は真面目に懸命に試験をこなしていきます。道中で相手を混乱させる果実があるとノークィンさんが指摘するなど、二人は結構息が合っていたように思えます。
洞窟の探索はそこそこ長くて緊張しましたが、オーガを倒すと無事に出口まで辿り着けました。
その先にある花畑で青い花を摘み、帰路につきます。
しかしここからが大変。天気は荒れて、急いでいる最中にワイルドボアが三体も現れます。倒しても復活するワイルドボアについ弱気になったノークィンさんですが、彼の背中にはノディさんがいます。
二人で一緒にワイルドボアを倒して、無事にノディさんは試験に合格しました。
報酬は基本の800spに危険手当の250sp、そして魔導士の杖をもらいました。
魔導士の杖が役に立ちそうです。












舞台に捧げる情熱は(itsuka様作)
対象レベル:7~8
種類:6人専用シナリオ
とある劇団で新しい劇の制作のアイディアを冒険者たちが提供するシナリオです。
悩む団長に頼まれて、劇団員とソロバトルを繰り広げます。こちらが結構難易度が高くて、槍ごたえがあります。
……そして、まさかの! 濃い味の劇団員たちを眺めているだけでも楽しいというのに、こちらの劇団が出した答えに唸りました。気になる方はぜひプレイなさってください。これはネタバレをすることがもったいないです。
キャラクターでは歌姫の老嬢さんが特にお気に入りです。気の強い老嬢は良いものです。















七人先の亭主様(タビビト様作)
対象レベル:1~10
種類:ミニゲーム付き読み物
依頼の帰り道に馬車が壊れ、ふと現れた謎の館に一泊することになる……という私の好きなタイプの読み物シナリオです。
最初に館の使用人に声をかけられて、停留の許可を得るために宿の主人を捜すことになります。会う面々は次にコック、さらに別の召使いなど。リキョウを主とする偽籃の真の面々は屋敷の主人に会うまでに、同じもしくは似たような依頼を何度も繰り返すことになります。ループ物は不気味な演出の定番ですよね。
屋敷の主人に会うまでにはこれまでの冒険の話をすること、ピアノの演奏、アイテムを渡すといったことを何度も繰り返ししていきます。それはこの屋敷がこれまでの偽籃の真の冒険かつ宿「真善の誓約亭」と関わっているためです。こちらは、冒険の始まりと終わりを繰り返す偽籃の真に組み込まれた一夜の夢でした。
そうして、冒険者たちがたどり着いたのは……。
朝が来て、お見送りをしてもらう際に「経済観念の発達した真っ当なご一行様……」と呼ばれたことには少々くすりとしてしまいました。買収も魅了もしないと真っ当な冒険者になるらしいです。
これからもできるだけ真っ当な冒険者でいたいですね。















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