レベル6
「暴れ土精封印の手伝い」(シューロゼ様作)
対象レベル:3〜5
種類:短編戦闘シナリオ
「皆サラマンダーに燃やされればいいのに」。
この言葉から精霊宮の環境による大変さが伝わってきました。
今回は初めての精霊宮からの依頼です。暴れノームがいるということなので、物理で暴れノームを鎮めてもらいたいとのことでした。
自動なのか割り振りなのかはわかりませんが、リキョウ君がよく喋った点が印象的でした。普段は進んで喋る役割を振られることがないですからね。
精霊宮で依頼の詳細を聞いて、遺跡まで出発です。
ノークィンさんは道中でも色々と考え込んでいました。彼も精霊使いだからでしょうか。
それなのに、フォウさんを……これは彼の名誉のために詳細は伏せておきます。ネタバレにもなりますからね。
さて、たまにナシギさんの有能な探索を挟みつつ、遺跡を進んでいきます。そして辿り着いた、ノームが暴れる現場二十四時。
ノークィンさんは果敢に説得に挑みますが、あえなく失敗。出目が悪かったのでしょう。もしくは、実力が不足していたのか。
「何をしている!」とツッコむナシギさんの方が輝いていました。
戦闘はエルスタさんの全体攻撃で岩を打ち砕き、リキョウ君とコウランさんの物理で砕きました。遠距離は強いです。近距離のコウランさんは岩の攻撃を喰らっていましたが。
収入は前金が四百spで成功収入が八百spと合計で千二百sp。ほくほくですね。













南瓜退治(焼きフォウの人様作)
対象レベル:1~3
種類:戦闘シナリオ
南瓜を収穫する時期に、とある村から「襲い掛かる南瓜を退治してもらいたい」という依頼を請けました。
「面白そうだから」とこちらの依頼を請けたのはコウランさんです。そのため、珍しくコウランさんがリーダーになりました。参謀はいつもの通りにサキノユメちゃんで、魔法に詳しい人はノークィンさんです。
パワー系のコウランさんがリーダーに選ばれる時点で、体育会系の依頼の気配がして楽しいですね。
実際にすることは、三つの山に分けられた南瓜の中から、意思を持った南瓜を退治するというものです。単調ですが、合間合間の会話や落ちが楽しいシナリオでした。
焼きフォウの人さんのシナリオは台詞の妙が光ります。
改めて、依頼の内容は三つの山になった南瓜から十個の暴れ南瓜を見つけるというものです。
こちらの、三つというのが絶妙な数だと思います。二つでしたらあっけなく、四つ以上でしたらプレイヤーが飽きてしまう。ですが、三つですからプレイヤーはどうにか南瓜の正体を見つけ、該当する南瓜を割ることを続けられながらも、コウランさんたちプレイヤーキャラクターの「飽きた」という気持ちが伝わってくるのです。
しかも、暴れ南瓜の誕生、また暴れ南瓜がそのまま放置されていたのにもきちんと理由があります。この点を説明している点が流石です。
暴れ南瓜の誕生等の理由は山の中から逃げた南瓜を追いかけた先にある小屋で判明します。カードワースにはよく出てくる、日記という形で説明されました。そして、すでに暴れ南瓜を作り出してしまった方が故人であるとわかることによって、暴れ南瓜に愛おしさが生まれます。
南瓜には感情も意思もありません。それでも、かつて自身をゴーレムという暴れ南瓜にした故人を慕っての逃亡だったのでしょう。
コウランさんはその南瓜に憐れみを抱いたのか、それとも愛情を抱いたのか。正確な思いはわかりませんが、南瓜を割ることなく持ち帰ることを選びます。
仲間には引かれました。ですが、今回のリーダーはコウランさんです。誰にも文句は言わせません。
そうして、無事に一個も普通の南瓜を割ることはないままに依頼を完遂し、無事に五百spを得ました。
めでたし、めでたし。















20歩先の逢魔が辻へ(割れざくろ様作)
対象レベル:6~8
種類:20コンテンツ戦闘
夜に、廃街道を暴走するデュラハンを倒す依頼です。
ストーリーはほとんどなく、出会ったデュラハンとの戦闘だけですが、強かったです。偽真の籃に聖北の技能を使うキャラクターがいなくてよかったのでしょう。
デュラハンとは最初、五部位で戦闘になり、御者以外を倒すと御者との戦闘になります。
今回の活躍はやっぱり、エルスタさんとナシギさんでしょうか。エルスタさんの旗技能によって、デュラハンを追い詰めることができました。リキョウさんはというと、耐久力がないので三回くらい気絶していました。
生死が賭けられる、歯ごたえのある戦闘は楽しいですね。
戦闘には勝利できたため、無事に報酬の二千spをもらいました。
ただし……この戦闘で危険だったのは、南瓜を持っていたことです。前回の「南瓜退治」の依頼でもらった南瓜を外し損ね、あわや全滅の危機に陥りかけました。
荷物はきちんと整理しましょう。












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