ナシギ・ノ・ガクシ

【関係】
　ノークィン：時に不安になることもあるが、信用しているリーダー
　サキノユメ：心配になることもあるけれど、信頼している参謀
　コウラン：喧嘩仲間。犬猿の仲だが、嫌いではない。
　エルスタ：一番頼りになるしっかり者。宗教は合わない
　リキョウ：見張っている。案外間抜けな魔王候補

【性格】
　斜に構えたニヒリスト。だが弱い者に対する面倒見や周囲に対する根回しはきちんとする。
　人の全盛よりも悪性を信じるあたり、まだ自分の甘さを憎んでいる。
　一人でいることが好き。

【過去】
　幼少の頃に親を亡くして伯父に引き取られた。その時に盗賊技術を教えられる。伯父はやがて、魔物に命を奪われた。
　十四歳になって独り立ちし、様々な仕事を請け負うことになる。その時に魔王が出てくる厄介な案件ともかかわりを持つことになった。その魔王と敵対している魔王の子どもがリキョウである。
　以後、リキョウを見張るようにリキョウの父と敵対している魔王から頼まれる。
　リキョウが「偽籃の真」に入る時にエルスタとノークィンにだけ事情を打ち明けて、加入。

【現在】
　「偽籃の真」ではとても頼られている。そのことを悪くないとも思ってきた。ことに困っている。
　リキョウのことを別の魔王に報告することに罪悪感はない。だが、リキョウのことが心配になってきている。やがてはエルスタとリキョウのことを相談することになる。
　ナシギの相談が「偽籃の真」が揺らぐ始まり。

【未来】
　最終的にはリキョウの味方になる。「偽籃の真」が解散した後は一同の連絡役に徹する。