【偽籃の真】シナリオ感想 2

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レベル2

「下水道掃除」 作者 ミマス様
種類:低レベル戦闘シナリオ

 モップ、モップ、ひたすらモップで下水道に溜まった廃棄物処理をするシナリオです。
 コウランさんが主にがんばりましたが、どうしても落とせないところはナシギさんが落としてくれました。
 背に腹は代えられない。世知辛い世の中を味わうための依頼。
 偉大なる冒険者も、おそらくこうした地道な下積みをしているのでしょう。していない場合は?
 才能と環境の違いではないでしょうか。

ナシギ
なんで
コウラン
どうして
ナシギ
ボク達ばっかり!?
サキノユメ
すみません、すみません
エルスタ
か弱くてかわいい子たちに任せられないじゃない
リキョウ
そうそう


「酷暑の洞窟」 作者 yoino様
種類:洞窟シナリオ

 わりと現代では洒落にならないネタともいえる洞窟改変シナリオでした。
 暑い中ではゴブリンも生きていけませんよね……ボスに当たる敵は地味に厄介です。
 それに見合うどころか「かき氷」という冒険者にとっては貴重な収入も得られるので割は良さそうです。

サキノユメ
かき氷は幸せの味です!
エルスタ
味変とかしたいと思えば、もうシロップがかかっていたわ
リキョウ
二人はまだ軽装だからいいよね。こちとらコートだ
ノークィン
脱いでも良かったんだよ?
リキョウ
やだ


「手傷の妖魔」 作者 ミマス様
種類:短編マルチエンディングシナリオ

 とある村からの、妖魔退治の依頼です。
 妖魔と蛮族はこちらのゲームだとどのように違うのかしら、などと思いつつ、情報収集をして妖魔がいるという洞窟へ向かいました。
 そこにいたのは、傷ついた温厚な妖魔であるリザードマンです。
 依頼をした村の人たちがリザードマンを追い詰めはしたけれども、止めを刺すのは嫌で冒険者たちに汚れ役をひっ被せたのかしら、などと穿った見方もしてしまいます。
 しばらく悩んだノークィンさんでしたが、こちらはもう一人のリーダーであるサキノユメさんが「残念だけれど」と葬りました。
 冒険者は信用が命なのでしょう。
 後味の悪さを抱えながら、そこまで重くのない報酬を手にしつつ宿に戻った偽籃の真でした。

ナシギ
まあ、しょうがないよね。こちらも信用が大事だし
コウラン
かといって、害のない命を奪うのは後味悪いぜ
サキノユメ
正解は、ないのでしょう。そういう道を私たちは選んだのですからえ


「蜘蛛天井」 作者 Pabit様
種類:読み物シナリオ(寝る前サクッとシリーズ)

 依頼人に逃げられた偽籃の真が、古びた一軒家に止めてもらうシナリオです。
 宿の女主人からは「虫が入るので、決して目を開けないよう」と釘を刺されます。頷き、早めに眠る偽籃の真の一行です。
 目は、開けませんでした。
 もし開けていたらどうなっていたのでしょう。
 相手を信じる難しさを問われる一作。

ノークィン
信じる心は大切だよ
エルスタ
そうね。無闇に疑っても疲れるだけよ
ナシギ
全てを信用するのも危険だけどね


「スネークハント」 作者 SARUO様
種類:退治系シナリオ

 蛇退治の依頼です。
 マップを淡々と踏破して、これまた淡々と数匹の蛇を退治しました。
 わりと実入りは良いのでは? と思わなくもありません。

リキョウ
蛇を倒すだけだったね
コウラン
本当に、それだけだ
ナシギ
シンプルだからこそ、奥深さがあるんじゃないかな


→レベル3




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